インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「勘弁してよ……。そんなの身が持たない」
「これくらいでへばってどうするんだよ。付き合ったらもっといろいろするのに」
「いろいろって……それはそれで、なんとかなるでしょ」
「それはモモ次第だな。さて、じゃあこれ飲んだら帰るわ」
そう言って尚史は、ペットボトルに残っていたコーラを飲みながら鞄に手を伸ばした。
そして鞄の下に本屋の袋があることに気付き、それを私に差し出す。
「自分の鞄と一緒に持ってきたけど、これモモの荷物だった」
「ああ……うん、ありがとう」
そうだ、いろいろあってまたしてもすっかり忘れていたけれど、待ちに待ったあの漫画の新刊を買って来たんだった!
今すぐ読みたいのを少しだけ我慢して、尚史が帰ったらお風呂に入って、寝る前にベッドでゆっくり読むことにしよう。
「で、なりゆきでどんな本買ったの」
「本命の漫画をカモフラージュするために、ファッション雑誌を数冊」
買ってきた本を袋からまとめて取り出すと、例の過激な見出しの雑誌が一番上に乗せられていた。
「これくらいでへばってどうするんだよ。付き合ったらもっといろいろするのに」
「いろいろって……それはそれで、なんとかなるでしょ」
「それはモモ次第だな。さて、じゃあこれ飲んだら帰るわ」
そう言って尚史は、ペットボトルに残っていたコーラを飲みながら鞄に手を伸ばした。
そして鞄の下に本屋の袋があることに気付き、それを私に差し出す。
「自分の鞄と一緒に持ってきたけど、これモモの荷物だった」
「ああ……うん、ありがとう」
そうだ、いろいろあってまたしてもすっかり忘れていたけれど、待ちに待ったあの漫画の新刊を買って来たんだった!
今すぐ読みたいのを少しだけ我慢して、尚史が帰ったらお風呂に入って、寝る前にベッドでゆっくり読むことにしよう。
「で、なりゆきでどんな本買ったの」
「本命の漫画をカモフラージュするために、ファッション雑誌を数冊」
買ってきた本を袋からまとめて取り出すと、例の過激な見出しの雑誌が一番上に乗せられていた。