インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「そうですね……1週間ぶりくらいだと思います」
「あれ?まだそんなもんかぁ。俺はもっと長かったような気がするよ。ホントはもっと早く誘いたかったんだけど、急な仕事が入ったりして、なかなか都合がつかなくて」
八坂さんはトップセールスだと尚史から聞いていた通り、かなり仕事が忙しいらしい。
単調な打ち込み作業をしている私にはわからないけれど、営業は人と会う仕事だし、忙しいとやることが多くて時間が長く感じるのかな。
「お忙しいんですね」
「最近は何かとね。だからモモちゃんに早く会いたくて、今週はかなり仕事詰めて頑張った」
私に早く会いたかった?!
そんなことを言われたことがないから無性に照れくさい。
「そ……それはどうも……」
「あれ?照れてる?」
「……そんなことを言われた経験がないので……」
「顔真っ赤にしちゃって、やっぱりモモちゃんは可愛いなぁ」
か、か、可愛いって……!
可愛いなんて言われたのも初めて……じゃないな。
つい最近誰かに言われたような……?
頬の火照りを鎮めようとグラスの水を飲みながら考えていると、尚史の言葉がいつもとは違う甘い声で脳内再生された。
「あれ?まだそんなもんかぁ。俺はもっと長かったような気がするよ。ホントはもっと早く誘いたかったんだけど、急な仕事が入ったりして、なかなか都合がつかなくて」
八坂さんはトップセールスだと尚史から聞いていた通り、かなり仕事が忙しいらしい。
単調な打ち込み作業をしている私にはわからないけれど、営業は人と会う仕事だし、忙しいとやることが多くて時間が長く感じるのかな。
「お忙しいんですね」
「最近は何かとね。だからモモちゃんに早く会いたくて、今週はかなり仕事詰めて頑張った」
私に早く会いたかった?!
そんなことを言われたことがないから無性に照れくさい。
「そ……それはどうも……」
「あれ?照れてる?」
「……そんなことを言われた経験がないので……」
「顔真っ赤にしちゃって、やっぱりモモちゃんは可愛いなぁ」
か、か、可愛いって……!
可愛いなんて言われたのも初めて……じゃないな。
つい最近誰かに言われたような……?
頬の火照りを鎮めようとグラスの水を飲みながら考えていると、尚史の言葉がいつもとは違う甘い声で脳内再生された。