インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
尚史の機嫌を損ねると、しばらくの間はソシャゲのチームプレイにも協力してもらえず厄介なことになる。
なんと言っても尚史はチームでは断トツにハイレベルで強力なプレイヤーなのだ。
あとでフォローしてなんとかなだめておかないと。
【とりあえずゴハン食べて相槌打ってなんとかやり過ごして、一次会が終わったら一緒に帰ろう。クエスト付き合うから】
このメッセージを送ると、尚史は小さくうなずいてスマホを胸ポケットにしまった。
どうやら納得してくれたらしい。
全員がそろったところで飲み物や料理を注文して、乾杯のあとで簡単な自己紹介をした。
お酒を飲んで食事をしている間も、いったいどこからそんなに言葉が溢れてくるのかと思うほどみんな話題が豊富で、リア充の皆様とは違って合コン慣れしていない私は、そのテンションの高さについていけず戸惑ってしまう。
うまく会話は続かないけれど、それでもみんなは気を遣って私にもいろいろと話しかけてくれた。
尚史はというと至ってマイペースで、テンションはいつも通りの凪状態だ。
やっぱり2人とも完全に浮いている。
始まってからまだ30分も経っていないのに、早く帰って大好きな漫画の世界に浸りたい。
なんと言っても尚史はチームでは断トツにハイレベルで強力なプレイヤーなのだ。
あとでフォローしてなんとかなだめておかないと。
【とりあえずゴハン食べて相槌打ってなんとかやり過ごして、一次会が終わったら一緒に帰ろう。クエスト付き合うから】
このメッセージを送ると、尚史は小さくうなずいてスマホを胸ポケットにしまった。
どうやら納得してくれたらしい。
全員がそろったところで飲み物や料理を注文して、乾杯のあとで簡単な自己紹介をした。
お酒を飲んで食事をしている間も、いったいどこからそんなに言葉が溢れてくるのかと思うほどみんな話題が豊富で、リア充の皆様とは違って合コン慣れしていない私は、そのテンションの高さについていけず戸惑ってしまう。
うまく会話は続かないけれど、それでもみんなは気を遣って私にもいろいろと話しかけてくれた。
尚史はというと至ってマイペースで、テンションはいつも通りの凪状態だ。
やっぱり2人とも完全に浮いている。
始まってからまだ30分も経っていないのに、早く帰って大好きな漫画の世界に浸りたい。