インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
そうか……尚史は私を喜ばせようと、いろいろ考えてくれていたんだ。
それなのに私は尚史の気持ちも考えないで、谷口さんとの仲を疑って突き放してしまった。
それがわかって私は気付いた。
私を喜ばせようとしてくれた尚史の気持ちは嬉しいけれど、それは他の女の子じゃなくて、私に直接聞いて欲しかったんだ。
相談の内容が私のことだとしても、尚史が私の知らないところで私以外の女の子と会って仲良くしているのがイヤなんだと思う。
これはまぎれもなく嫉妬というやつで、私はいつの間にか、尚史を独占したいと思うほど尚史を好きになっているんだろう。
だから谷口さんのアドバイス通りに、谷口さんが選んでくれた店で結婚指輪を買おうと言う尚史に、どうしようもなく腹が立ったんだ。
「ホントにわかってないなぁ、尚史は……。怒るに決まってるよ」
「……なんで?もしかしてモモは、こういうのウザいとか重いとか、柄でもないことする俺キモイとか思ってる?」
「そうじゃなくて……私のことは谷口さんに聞くより、私に聞いて欲しかったなぁって……。二人のことは二人で考えたいし、どうすれば二人とも嬉しいのか、一緒に探したいなぁって、私は思う」
それなのに私は尚史の気持ちも考えないで、谷口さんとの仲を疑って突き放してしまった。
それがわかって私は気付いた。
私を喜ばせようとしてくれた尚史の気持ちは嬉しいけれど、それは他の女の子じゃなくて、私に直接聞いて欲しかったんだ。
相談の内容が私のことだとしても、尚史が私の知らないところで私以外の女の子と会って仲良くしているのがイヤなんだと思う。
これはまぎれもなく嫉妬というやつで、私はいつの間にか、尚史を独占したいと思うほど尚史を好きになっているんだろう。
だから谷口さんのアドバイス通りに、谷口さんが選んでくれた店で結婚指輪を買おうと言う尚史に、どうしようもなく腹が立ったんだ。
「ホントにわかってないなぁ、尚史は……。怒るに決まってるよ」
「……なんで?もしかしてモモは、こういうのウザいとか重いとか、柄でもないことする俺キモイとか思ってる?」
「そうじゃなくて……私のことは谷口さんに聞くより、私に聞いて欲しかったなぁって……。二人のことは二人で考えたいし、どうすれば二人とも嬉しいのか、一緒に探したいなぁって、私は思う」