インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
私が首をかしげると、伯母さんは私たちの近くに来て耳を貸せと促した。
「この間ね、おばあちゃんがモモちゃんの写真を持ってきてくれって言ったから、モモちゃんのお母さんがアルバムを持って来てくれたんだけど、結婚式の写真がないって言うの」
光子おばあちゃんは私と尚史がすでに結婚式を挙げたと思い込んで、結婚式の写真を探していたらしい。
尚史が私と結婚すると言ったから、安心してまた記憶と想像がごちゃ混ぜになってしまったんだろうか。
「私たちこの間入籍したの。でも結婚式はまだちょっと先だから、もう少しだけ待っててね」
私がそう言うと、光子おばあちゃんは少し首をかしげた。
「そうかね、まだだったかね」
「私の花嫁姿が楽しみだって、ずっと言ってたもんね。一番上等の着物を着て結婚式に来てくれるんでしょ?」
私が尋ねると、光子おばあちゃんは笑みを浮かべながらうなずいた。
先週来たときにはかなり調子が良さそうだったのに、今日は声も笑顔も弱々しい気がする。
これは急いで結婚式の準備をして、1日も早く花嫁姿を見せてあげた方が良さそうだ。
「この間ね、おばあちゃんがモモちゃんの写真を持ってきてくれって言ったから、モモちゃんのお母さんがアルバムを持って来てくれたんだけど、結婚式の写真がないって言うの」
光子おばあちゃんは私と尚史がすでに結婚式を挙げたと思い込んで、結婚式の写真を探していたらしい。
尚史が私と結婚すると言ったから、安心してまた記憶と想像がごちゃ混ぜになってしまったんだろうか。
「私たちこの間入籍したの。でも結婚式はまだちょっと先だから、もう少しだけ待っててね」
私がそう言うと、光子おばあちゃんは少し首をかしげた。
「そうかね、まだだったかね」
「私の花嫁姿が楽しみだって、ずっと言ってたもんね。一番上等の着物を着て結婚式に来てくれるんでしょ?」
私が尋ねると、光子おばあちゃんは笑みを浮かべながらうなずいた。
先週来たときにはかなり調子が良さそうだったのに、今日は声も笑顔も弱々しい気がする。
これは急いで結婚式の準備をして、1日も早く花嫁姿を見せてあげた方が良さそうだ。