インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
それからしばらくして、光子おばあちゃんが疲れて眠ってしまったあと、尚史は伯母さんに、光子おばあちゃんの今の病状だと何時間くらい外出ができそうかと尋ねた。
「なんとも言えないわね。でもあまり歩けないから外出は車椅子になるし、すごく疲れやすいから遠くまでとか長時間は難しいでしょうね。先生に相談してみましょうか」
伯母さんはナースステーションで、相談したいことがあると言って先生を呼んでもらい、私たちを紹介してくれた。
光子おばあちゃんが私たちの結婚式に出席したいと言って楽しみにしているので、どうしても望みを叶えてあげたいとを話すと、先生は腕組みをして「うーん」と小さく唸った。
「望みは叶えてあげたいけど、今の状態だと院外に出るのは難しいな……。体力も免疫力もないから感染症も怖いし。人の多いところは特にね」
「院内なら車椅子で少しは動いても大丈夫と言うことですか?」
「短時間ならね。車椅子で……そうだな、小一時間程度が限度だね」
病院から出られないとなると、光子おばあちゃんは結婚式に出席どころか、自宅にも帰れない。
それほど光子おばあちゃんの病状は深刻なのだろう。
「なんとも言えないわね。でもあまり歩けないから外出は車椅子になるし、すごく疲れやすいから遠くまでとか長時間は難しいでしょうね。先生に相談してみましょうか」
伯母さんはナースステーションで、相談したいことがあると言って先生を呼んでもらい、私たちを紹介してくれた。
光子おばあちゃんが私たちの結婚式に出席したいと言って楽しみにしているので、どうしても望みを叶えてあげたいとを話すと、先生は腕組みをして「うーん」と小さく唸った。
「望みは叶えてあげたいけど、今の状態だと院外に出るのは難しいな……。体力も免疫力もないから感染症も怖いし。人の多いところは特にね」
「院内なら車椅子で少しは動いても大丈夫と言うことですか?」
「短時間ならね。車椅子で……そうだな、小一時間程度が限度だね」
病院から出られないとなると、光子おばあちゃんは結婚式に出席どころか、自宅にも帰れない。
それほど光子おばあちゃんの病状は深刻なのだろう。