インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「そうか、モモっちは元々、おばあちゃんに花嫁姿を見せたいって言ってたんだもんな。で、式はいつ?」
「今週末は新居に引っ越しだから、来週の土曜にしようかなって」
「おお、新居も決まったんだな。尚史は呼んでくれなくても、モモっちは結婚式にも新居にも呼んでくれるよな?」
「もちろんそのつもり。尚史、機嫌直して。二人にも来てもらおうね」
私がそう言って尚史の方を見ると、尚史はふてくされた顔で舌打ちをして、大きなため息をついた。
「モモがそう言うならしょうがないから呼んでやる。けど先に言っておく。結婚式でいくらモモの花嫁姿がきれいでも、絶対に惚れるなよ」
惚れるなよって……!
そんなことあり得ないのに、バカじゃないの?
キヨは尚史の言葉がよほど面白かったのか、涙を流して笑っている。
谷口兄はキヨとは逆に、大真面目な顔をしてうなずいた。
「わかった、気を付ける」
「尚史のモモ馬鹿ぶりもとうとうここまで来たか」
「モモ先輩、愛されてますねぇ」
谷口さんは未来の旦那様に溺愛されているシーンでも想像しているのか、うっとりとした顔で呟いた。
尚史のバカな発言に巻き込まれた私の方が恥ずかしい。
「今週末は新居に引っ越しだから、来週の土曜にしようかなって」
「おお、新居も決まったんだな。尚史は呼んでくれなくても、モモっちは結婚式にも新居にも呼んでくれるよな?」
「もちろんそのつもり。尚史、機嫌直して。二人にも来てもらおうね」
私がそう言って尚史の方を見ると、尚史はふてくされた顔で舌打ちをして、大きなため息をついた。
「モモがそう言うならしょうがないから呼んでやる。けど先に言っておく。結婚式でいくらモモの花嫁姿がきれいでも、絶対に惚れるなよ」
惚れるなよって……!
そんなことあり得ないのに、バカじゃないの?
キヨは尚史の言葉がよほど面白かったのか、涙を流して笑っている。
谷口兄はキヨとは逆に、大真面目な顔をしてうなずいた。
「わかった、気を付ける」
「尚史のモモ馬鹿ぶりもとうとうここまで来たか」
「モモ先輩、愛されてますねぇ」
谷口さんは未来の旦那様に溺愛されているシーンでも想像しているのか、うっとりとした顔で呟いた。
尚史のバカな発言に巻き込まれた私の方が恥ずかしい。