インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「モモ、今日はもう遅いしそろそろ帰ろう」
「遅いって、まだ9時だけど?」
「いや、でも明日のこともあるし……」
「尚史はそんなに早く私と二人きりになりたいの?私たちは夫婦でしょ?明日からずっと一緒に暮らすんだから、そんなに焦らなくても大丈夫だよ。それに私、今水野さんと話してるし」
これにはさすがに水野さんもカチンと来たらしい。
水野さんは面白くなさそうにグラスに手を伸ばし、すごい勢いでビールを飲んだ。
「モモが水野と話してるの、もう聞きたくない。俺も話すことなんかないから早く帰ろう」
尚史はいつも仲間とゲームしていても最後まで付き合う方なのに、こんなに早く帰りたがるのはおかしい。
やっぱり何か私に聞かせたくない話があるんだ。
「私とは話すことなんかないって、ひどいなぁ。それが散々抱いた相手に言う言葉?」
水野さんが笑いながらそう言ったとき、キヨは絶望的な顔を右手で覆った。
兄者は目を大きく見開いて、尚史と水野さんを交互に見ている。
私はと言えば、水野さんの言葉に耳を疑い、一瞬頭の中が真っ白になって絶句した。
「遅いって、まだ9時だけど?」
「いや、でも明日のこともあるし……」
「尚史はそんなに早く私と二人きりになりたいの?私たちは夫婦でしょ?明日からずっと一緒に暮らすんだから、そんなに焦らなくても大丈夫だよ。それに私、今水野さんと話してるし」
これにはさすがに水野さんもカチンと来たらしい。
水野さんは面白くなさそうにグラスに手を伸ばし、すごい勢いでビールを飲んだ。
「モモが水野と話してるの、もう聞きたくない。俺も話すことなんかないから早く帰ろう」
尚史はいつも仲間とゲームしていても最後まで付き合う方なのに、こんなに早く帰りたがるのはおかしい。
やっぱり何か私に聞かせたくない話があるんだ。
「私とは話すことなんかないって、ひどいなぁ。それが散々抱いた相手に言う言葉?」
水野さんが笑いながらそう言ったとき、キヨは絶望的な顔を右手で覆った。
兄者は目を大きく見開いて、尚史と水野さんを交互に見ている。
私はと言えば、水野さんの言葉に耳を疑い、一瞬頭の中が真っ白になって絶句した。