インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
それがきっかけで以前よりも親しくなり、水野さんは『好きな人の名前がヒサヨシで、中森くんの名前と似てるんだ。友達は彼のこと“ヒサ”って呼ぶけど、私はそんな風に呼べないから憧れてたんだよね。代わりに中森くんのこと、“ヒサ”って呼んでもいい?』と言って、尚史のことを『ヒサ』と呼ぶようになったと言う。
水野さんとの『片想い同盟』のような関係は高校を卒業して大学に入学しても続き、水野さんが大学のそばで一人暮らしを始めると、尚史はたびたび一人でその部屋を訪れるほど、友達として水野さんに気を許していたらしい。
「引っ越してすぐはパソコンとかゲーム機をネットに接続してとか、そのあとは新しいゲーム買ったから一緒にやろうとか、料理作りすぎたから食べに来てくれとか……そんな感じでちょくちょく水野に呼ばれて、予定が空いてれば部屋に行ってたけど、俺も水野も好きな人がいるし、俺は水野のことを『仲のいい友達』としか思ってなかった」
私以外にも尚史にそんな女友達がいたことには、正直驚いた。
その段階ではまだ水野さんとは『友達』だったようだけど、友達だと思っていた相手と、なぜ体の関係を持つようになったのか。
「大学2年の夏に、駅で山内マリアに会って声掛けられて……モモに彼氏ができたって……しかも4人目の彼氏だって聞いて、目の前が真っ暗になった」
水野さんとの『片想い同盟』のような関係は高校を卒業して大学に入学しても続き、水野さんが大学のそばで一人暮らしを始めると、尚史はたびたび一人でその部屋を訪れるほど、友達として水野さんに気を許していたらしい。
「引っ越してすぐはパソコンとかゲーム機をネットに接続してとか、そのあとは新しいゲーム買ったから一緒にやろうとか、料理作りすぎたから食べに来てくれとか……そんな感じでちょくちょく水野に呼ばれて、予定が空いてれば部屋に行ってたけど、俺も水野も好きな人がいるし、俺は水野のことを『仲のいい友達』としか思ってなかった」
私以外にも尚史にそんな女友達がいたことには、正直驚いた。
その段階ではまだ水野さんとは『友達』だったようだけど、友達だと思っていた相手と、なぜ体の関係を持つようになったのか。
「大学2年の夏に、駅で山内マリアに会って声掛けられて……モモに彼氏ができたって……しかも4人目の彼氏だって聞いて、目の前が真っ暗になった」