インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
仕事を終えていつもの場所で尚史と落ち合い、駅ビルの中のドラッグストアで、引っ越しの挨拶に持っていくお高い箱ティッシュとラップ、それを入れる袋を買った。
どちらにしようかと悩んだけれど、いっそのこと両方持っていけばいいんじゃないかという結論に至ったからだ。
買い物を済ませてキヨの店に足を運ぶと、月曜日だからかリナっちと兄者以外の客はまだいなかった。
兄者は頻繁にこの店に出入りしているけれど、副社長って暇なんだろうか?
「兄者……副社長って暇なの?」
不躾な質問をすると、兄者はエビピラフを口に運ぶ手を止めて苦笑いを浮かべた。
「決して暇ではないし、今日もこのあと予定があるんだけど……尚史とモモさんに話しておきたいことがあって時間作ってきたんだよ」
「話しておきたいこと?」
とりあえず席に着いて、ビールとオムライスを注文した。
キヨは厨房で私と尚史の注文したオムライスを作り始める。
「この間のパーティーの日に、水野から聞いた話なんだけど……」
どちらにしようかと悩んだけれど、いっそのこと両方持っていけばいいんじゃないかという結論に至ったからだ。
買い物を済ませてキヨの店に足を運ぶと、月曜日だからかリナっちと兄者以外の客はまだいなかった。
兄者は頻繁にこの店に出入りしているけれど、副社長って暇なんだろうか?
「兄者……副社長って暇なの?」
不躾な質問をすると、兄者はエビピラフを口に運ぶ手を止めて苦笑いを浮かべた。
「決して暇ではないし、今日もこのあと予定があるんだけど……尚史とモモさんに話しておきたいことがあって時間作ってきたんだよ」
「話しておきたいこと?」
とりあえず席に着いて、ビールとオムライスを注文した。
キヨは厨房で私と尚史の注文したオムライスを作り始める。
「この間のパーティーの日に、水野から聞いた話なんだけど……」