インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
しかし付き合い始めて1年半ほど経った頃に、水野さんの不在時に部屋に来ていた彼が、調べものをするために水野さんのパソコンを借りて使っていたときに、例の隠しカメラで撮った画像が入っているデータフォルダーを開いて見てしまったそうだ。
「新しい男ができたのに、なんでそんなもん早く消さなかったんだろうな。取っとくにしてもさ、普通はロック掛けんじゃん?ってか、そんな画像が入ったパソコンを彼氏に使わせるか?」
キヨが呆れた顔をしながらそう言って、出来上がったオムライスを私と尚史の前に置いた。
「水野はその辺の詰めが甘いんだ。だから俺も隠しカメラに気付いたし、パソコンいじったりデータが消えるプログラム組んだりしても全然気付かれなかった。でもそうか……全部消せたかと思ってたけど残ってたんだな。そんでどうなった?」
「パソコンの中だけじゃなくて、男が部屋の中調べたらしい。大量の尚史の写真とか機種変して使ってなかったスマホが入った箱とか見つけて、スマホの中に残してた尚史の画像やら動画なんかも全部見られたんだってさ」
その結果、自分が身代わりにされていたことに気付いてショックを受けた彼は、呆気なく水野さんの元を去った。
水野さんは結婚を考えるくらいに彼を好きになっていた分だけ、彼に別れを告げられたことはとてもつらかったそうだ。
「新しい男ができたのに、なんでそんなもん早く消さなかったんだろうな。取っとくにしてもさ、普通はロック掛けんじゃん?ってか、そんな画像が入ったパソコンを彼氏に使わせるか?」
キヨが呆れた顔をしながらそう言って、出来上がったオムライスを私と尚史の前に置いた。
「水野はその辺の詰めが甘いんだ。だから俺も隠しカメラに気付いたし、パソコンいじったりデータが消えるプログラム組んだりしても全然気付かれなかった。でもそうか……全部消せたかと思ってたけど残ってたんだな。そんでどうなった?」
「パソコンの中だけじゃなくて、男が部屋の中調べたらしい。大量の尚史の写真とか機種変して使ってなかったスマホが入った箱とか見つけて、スマホの中に残してた尚史の画像やら動画なんかも全部見られたんだってさ」
その結果、自分が身代わりにされていたことに気付いてショックを受けた彼は、呆気なく水野さんの元を去った。
水野さんは結婚を考えるくらいに彼を好きになっていた分だけ、彼に別れを告げられたことはとてもつらかったそうだ。