インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
尚史はSE課の課長だと言っていたし、いくら明日が大切な日だとは言え、この一大事を部下に任せて帰るわけにもいかないのだろう。
私はできるだけ早く問題が解決することを祈りながら、【わかった。バウムクーヘンは私が受け取って帰るから、尚史はできるだけ早く帰れるように仕事頑張って】とメッセージを送った。
尚史が明日の朝までに帰って来られるかを心配しながら入力作業をしていると、定時になる20分前に課長が雄叫びをあげた。
「あーっ!!ええっ?!なんだこれ、有り得ない!!」
そこにいた全員が、オフィスに響き渡った課長の叫び声に驚きフリーズした。
猛烈にイヤな予感がする。
「先月のみなと物産とみらい物産の取引データがまるごと入れ替わってる!」
「ええっ?!」
みなと物産とみらい物産は、うちの会社で一二を争う大手の取引先だ。
課長はここ数日出張で不在だった間に送信されたデータをチェックしていて気付いたらしい。
請求書を送付する前だからまだ良かったようなものの、気付かずに送付していたら会社の信用に関わり、ヘタしたら取引中止になりかねない。
「今すぐやり直しだ!このデータ入力したのは誰だ?えーっと……」
私はできるだけ早く問題が解決することを祈りながら、【わかった。バウムクーヘンは私が受け取って帰るから、尚史はできるだけ早く帰れるように仕事頑張って】とメッセージを送った。
尚史が明日の朝までに帰って来られるかを心配しながら入力作業をしていると、定時になる20分前に課長が雄叫びをあげた。
「あーっ!!ええっ?!なんだこれ、有り得ない!!」
そこにいた全員が、オフィスに響き渡った課長の叫び声に驚きフリーズした。
猛烈にイヤな予感がする。
「先月のみなと物産とみらい物産の取引データがまるごと入れ替わってる!」
「ええっ?!」
みなと物産とみらい物産は、うちの会社で一二を争う大手の取引先だ。
課長はここ数日出張で不在だった間に送信されたデータをチェックしていて気付いたらしい。
請求書を送付する前だからまだ良かったようなものの、気付かずに送付していたら会社の信用に関わり、ヘタしたら取引中止になりかねない。
「今すぐやり直しだ!このデータ入力したのは誰だ?えーっと……」