インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「じつにけしからん……。モモは自覚ないんだろうけど、その顔とか声とか喋り方とか表情とか匂いとか手付きとか柔らかさとか小ささとか髪の生え際とか体温とかツンデレとかほくろの位置とか首筋の産毛とか……とにかくマジですべてが可愛すぎる……!」

尚史はどんだけマニアックに私のことが好きなんだ!

顔とか声とか表情なんかは好きだと思う理由としてある程度は理解できたとしても、その他がヤバすぎる!

さすがの私も引くわ!

きっと尚史の萌えポイントは誰にも理解してもらえないだろう。

「はぁ、かわいすぐる(▪▪▪)……今すぐ服ひっぺがして撫でまわしたい」

まさかここで夫婦の営みをおっ始めようと言うのか?!

いくら新婚でもそれは許されないけれど、思春期の男子学生並みの性欲を誇る尚史ならやりかねない。

「ええぇ……ここでそれは勘弁して……」

「もちろんそれは我慢するけど……ちょっとだけ充電させてくれる?」

「充電って……」

尚史は柔らかい唇で私の唇をふさいで、私の言葉を途中で遮った。

私の舌を絡め取る尚史の湿った舌の感触が私の感覚をいたずらに刺激して、体の奥が切なくうずく。

口内を執拗に舐め回され、大きな手で胸の膨らみを服の上から愛でられて、私はこらえきれず小さな声をあげる。

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