年下の部下がぐいぐい押してくるんだけど!?
腕を伸ばしてきた大宮に、素直に抱きしめられた。
好きな男の、腕の中がこんなに暖かくて安心できるものだって初めて知った。

「だって、可愛いですもん。
……やっぱりあなたが好きですよ、柏原課長」

大宮の低い声が優しく響く。

……あれ?
なんでだろ?
あたまがふわふわする。
そんなに飲んでいないはずなんだけど……。

「柏原課長?
柏原……」

困惑気味の大宮の声が次第に遠くなっていく……。



気がついたらベッドの上だった。

「あれ……ここ、どこだ……?」

ぼーっとまわりを見渡して、いわゆるラブホテルだって気付き、頬に熱が上がってくる。
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