愛の階段

花が開けば織りなす視線を休めずに・・・


君と私と・・感動を交えれば・・


きっと風は応えて花を実らせるだろう・・


風花の囁きあうハーモニーが新たな愛を紡ぐ声を聴いた。


幾つもの愛の顔が生まれる・・・


真っ赤に燃えた薔薇の眼差しの葉隠れの棘が言った・・



深い視線の奥に幾つもの味と香りを紡いだ棘の笑みが観えると・・



燃えろよ。燃えろ・・・時の流れを真っ赤に染めて・・


命を燃やせ・・・・


薔薇の優しさも厳しさも笑顔に変わるから・・・


川の流れが織りなす時の流れに・・・


蒼く蒼く染まった一瞬の輝きを刻めと・・


愛の肌を冷えさせないで・・・


確かに届く動かぬ愛を刻むのだ。


真の愛を届けられる言の葉の箱を見つけるために・・


愛する人へ・・・・
< 12 / 92 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop