名もない詩集
溢れる言霊

悲しみも
幸せも

美しい季節の
移り変わりも

一瞬で
言葉に乗せて
時を止め

季節も思いも
閉じ込めて
一枚の風景にする

そのために
私は生きてるから


そうしないと
生きていけない

効いてゆく薬
遠のく意識

夢の狭間で
思い出すのは
曖昧でそして
あなたで私……



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