名もない詩集
しなやかな指
私の肌を滑る

誰かに笑いかける
あなたが淋しい

だけど
こうして
あなたの腕に抱かれ
髪を撫でられていると
子供の頃に帰れる

また夢を見させてくれる

私だけの
あなたでいて

そう言って
泣いて甘えたら
抱きしめてくれた

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