行き着く先は･･･甘い貴方の檻の中？

「北王路さん、こちらが私の心に決めた人、たち、です」

波留斗がmirayと拓海の間に立って、真剣な面持ちで望美に告げる。

「え？ま、まさか、波留斗さんってそっちだったの・・・？しかも゛達゛って、まさか、3Ｐとか、いや、待って、美味しすぎる・・・！」

ブツブツと呟いている望美の顔は興奮で真っ赤になっている。

「そ、それならば、仕方ありませんわね。私がこのような゛尊い゛、いや、失礼、不適切な関係の三人に割って入ることは許され・・、いえ、できません。陰ながら応援、いえ、身を引きますわ」

そう言って頭を抱えながら、望美は会場の中央にいる北王路社長のもとに去っていった。