運命だけを信じてる

そして翌朝。
昨夜は気持ちの良いお酒を飲めて、楽しかったな。飛鳥さんは今日、星崎課長を誘うと気合が入っていた。受け入れられるといいな…。

今は星崎課長をそんな風に後押しできる。



「よし、私も頑張ろう」


冷蔵庫を開けながら、食材を確認する。夜には小牧さんがうちに来てくれる。美味しいと思ってくれたらいいな。


特性ソースのハンバーグに、グラタン、骨つきチキン。そして手作りケーキ。

味見係りの母のゴーサインが出たのは17時過ぎだった。

小牧さんが来る1時間前だ。
早く着替えて出迎える準備だ。


今日のために買ったワンピースを着込み、丁寧にメイクをして、髪をアップして。

いつもと少し違う私に驚いてもらおうと思っていたのにーー


玄関に立つ彼に、先に私が驚かされてしまった。


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