運命だけを信じてる
うちの会社はお堅い商社にも関わらず、金髪に染めてきて。入社初日から私のことをからかい、あなたはーー
「真面目に仕事をする気があるの?無いのなら、私はあなたにもう仕事は教えない」
期待の新人だろうが、嫌われようが、どうでもいい。恋と仕事は別だ。
同じチームにいる星崎課長が好きな私だって、ちゃんと区別してる。
「明日から来なくて良いよ」
呆気にとられた表情の小牧さんを睨む。
退くもんか。
例え明日、社長室に呼び出されることになろうが構わない。
それでも頭によぎった星崎課長の困り顔に、胸がチクリと痛んだ。
私はまた彼に迷惑を掛けてしまうんだ。