運命だけを信じてる
驚いた顔の小牧さんを見つめる。
どうか、彼の答えがNoではありませんように。
あれ?これって反対にデートに誘っていることになってしまうのかな。
「……明日でもいいですか?」
「は、はい」
「それじゃぁ新宿駅の南口に11時で。楽しみにしてます」
満面の笑みを浮かべた彼の言葉に頷く。
「はい」
これまでの私は彼と向き合おともせず、ただ突っぱねてきただけだ。
自身の浅はかな発言を謝って、そして小牧さんの気持ちに向き合おう。からかわれているだけでないと言うのなら、私には好きな人がいることをきちんと伝えないとね。