Toxic(※閲覧注意)
彼は私を見下ろして、にっこりと微笑んだ。

「響子、俺のこと好き?」

「…………嫌い」

「あっそ。じゃあ、入れてあげない」

そう言って、私の乳房の先端をちろちろと舌で弄ぶ。

「ああああんっっ!」

「ねえ、いいの? 」

こんなのズルい。

「欲しくて仕方ないんじゃないの?」

そうして今度は、私の秘部の一番敏感な粒を指できゅっきゅっと挟む。

「ああんっ!……気持ちいっ……んっっ!」

「ねえ響子、俺のこと好きだよね?」

「……好きっっ!!…………ああああっっ……大和っ、好き……だから早くっ」

大和は固くて熱い自身を、いきなり奥までぐさりと射し込んだ。

「ああああああっ!!!!」

そのひと突きだけで私は軽く果ててしまい、ひくひくと下半身を震わせた。

「可愛い…」

大和が耳元で甘く囁いた。

そして、ゆっくりゆっくりと腰を動かす。

「響子、愛してるよ……」

まるで、逃れられない蜘蛛の糸を、全身に張られてるみたいな気がした。

「…………私……」

「ん?」

「私も…………愛してる」

口にしてしまえば、もう引き返せなくなるのに。

愛してると言った私の唇に、大和が唾液を垂らす。

「よくできました」

私がその毒液をゴクリと飲み込むと、彼は最高にいやらしく微笑んだ。
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