毎日、失恋。
その後もなんだかんだとしつこく高橋さんに付きまとう僕。

結構、距離が縮まってきた感はある。

それに岡ちんに対する彼女の視線も一時期よりは和らいだ?

てことは…岡ちんへの気持ちもちょっとは落ち着いたのか?

なんて、自分に取って都合のいいように捉えるのは惚れたものの弱みか?

まぁ、どちらにしても少し前まで完全なる空気になっていた彼女の存在はクラスの中でも少しずつ認められつつあった。

嬉しくもあり…

ちょっと戸惑ってる部分もある。

何故なら僕以外のやつらも彼女の魅力に気づき始めたから。

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