耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー

「っ!」

完璧と言って良いほどの端整な顔が真上から美寧を見下ろしていて、目を見開いて息をのむ。美寧が固まった次の瞬間

額に柔らかなものが触れ、ちゅっと音を立て離れていった。

「おはようございます。ミネ。」

「お、…はよう…………」

「朝食の準備をしてきますね。」

そう言うと怜は、呆然となる美寧を残し部屋を出て行った。

怜が締めた襖を見つめ、しばらく固まっていたミネだが、縁側からのまぶしい光に我に返り時計を見ると、短い針はもう10を過ぎていた。

「やだっ、もうこんな時間!?」

うっかり寝過ぎたことに気が付いて、慌てて服を着替え敷いていた布団を片付けると、部屋を後にした。


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