耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー

『美寧が好きだ』
『俺の恋人になってくれませんか?』

そんな台詞を聞いた気がする。

(私はなんて答えたんだろう……でもやっぱり夢だったのかも)

美寧がそう思ってしまうのは、他にも理由がある。
気がついたら美寧は自分の布団の中で、怜の「朝食が出来ましたよ」といういつもの声で目が覚めたからだ。

「あれ?」となった。

昨夜の記憶のどこまでが現実でどこからが夢なのかが分からず、ぼーっとしたまま起きていくと、普段と変わらない怜の姿がある。
彼はいつもと同じように「おはようございます」と言い、朝食を一緒に食べて、普段通りに「いってきます」と出勤して行った。

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