耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー

***


「おまたせしました。」

キッチンからやってきた怜の右の手と腕には、大きな皿が二枚乗っている。左手側には陶器で出来た取っ手付きの小さなドレッシングポットが二つある。

「うわっ、すごいっ!」

テーブルに置かれた皿の中を見て、美寧は思わず感嘆の声を上げた。

プレートの上にはパンケーキの他にもベビーリーフの上に紫オニオンのスライス、アボカドやサーモン、トマトが乗せられている。脇にはクリームチーズや半熟のゆで卵も添えてられていて、ものすごく豪華だ。

「美味しそう!」

「ブランチですからね、食事系にしてみました。好みでこのシーザードレッシングかオリーブドレッシングを掛けて下さい。」

怜が持って来たドレッシングポットを差しながらそれぞれの中身を説明する。

「少な目にしてありますので、しっかり食べて下さいね。」

「ありがとう、れいちゃん!」

笑顔で美寧がそう言った後、二人で「いただきます」と手を合わせ、フォークとナイフを手に取った。

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