耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー

「んん~~っ、おいしいっ!!」

薄めに焼かれたパンケーキはほんのりと甘くて、塩気の効いたサーモンとよく合う。野菜のシャキシャキとした触感が、ふんわりとしたパンケーキのアクセントになっている。
怜手製のシーザードレッシングのチーズの香りも食欲をそそる。

「ミネの淹れてくれた紅茶も、とても美味しいですよ。」

「ほんと?一応朝ご飯だからイングリッシュブレックファストにしたの。ちょっと濃い目に淹れちゃったんだけど、大丈夫かな?」

「ええ、とても美味しいですよ。俺の好みです。」

「えへへ…よかった。」

怜の好みに淹れられたことが嬉しい。

「このお皿を全部食べ切れたら、デザートバージョンも作りますね。」

「え、甘いのもあるの?」

「ええ、そちらの方が好きでしょう?ミネは。」

「うん。」

美寧が少食だけど甘いものに目がないことは、怜にすっかり把握されている。
食事系の甘じょっぱいパンケーキもいいけど、やっぱりパンケーキといえばメープルシロップのたっぷり掛かった甘いものが一番。
美寧は、俄然張り切って食べだした。


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