耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー
目の前のソファーテーブルに置かれた四角いプレートの中身に、美寧は瞳を大きく丸く見開いて息を呑んだ。
口を開けて黙ったまま止まっている美寧に、怜が声を掛ける。
「ミネ?」
「すごい……。」
美寧の視線の先には四角いプレート。そこにはさっき食べたものとは全く別のパンケーキが乗っている。
さっき食べたものに比べると倍くらいに膨らんだパンケーキ。その上には四角いバターが乗せられている。
それだけなら美寧がこれまで目にしたことのあるものと何ら変わりはないが、美寧の口からこぼれ落ちた「すごい」という言葉は嘘ではない。
パンケーキの横添えられているのは生クリーム。その隣にはイチゴを初めとした色とりどりのフルーツがこれでもかというくらいに盛られている。極めつけに、ブルーベリーとラズベリーが乗ったアイスクリームまでもが添えられていた。
「お好みでこれを掛けてくださいね。」
そう言って、怜が美寧のプレートの横に置いたのはメープルシロップ。
美寧は目の前のプレートから視線を上げ、怜を見上げて口を開いた。
「こんな素敵なパンケーキ、初めて!」