旦那サマとは打算結婚のはずでしたが。
彼は窓辺を離れると私に近付いてくる。
そんな相手の姿がアップになってくるのを見つめながら、私は大きく胸が弾むのを感じてた。
(落ち着いて…)
私達夫婦だよ、と自分に言い聞かせる。
これまでは彼が忙しくて、普通の新婚のように振る舞えなかっただけ。
でも、ここでは私達だけだし、彼に甘えようと思えば、幾らでもしていい空間だ。
(でも、甘えるってどうやるの!?)
経験ないからサッパリ分からないよぉ〜、ともうお手上げ。
全部を彼に託すような気分で、側へ来る相手を見遣った。
「ちょっと話があるんだ。だから、お風呂の前にラウンジへ行かないか?」
ここだと気分が落ち着かない、と彼もやっぱり緊張してる様な言葉を発する。
「行くっ!行きます!」
此処にいたら私も話をするどころじゃない。
彼が動く度にきっとビクついて、構えて話にもならない。
「そういうのもなぁ…」
ハァーと息を吐き出す彼。顳顬をポリポリと掻き、それでもまた、仕様がないか…と呟いて部屋を出た。
そんな相手の姿がアップになってくるのを見つめながら、私は大きく胸が弾むのを感じてた。
(落ち着いて…)
私達夫婦だよ、と自分に言い聞かせる。
これまでは彼が忙しくて、普通の新婚のように振る舞えなかっただけ。
でも、ここでは私達だけだし、彼に甘えようと思えば、幾らでもしていい空間だ。
(でも、甘えるってどうやるの!?)
経験ないからサッパリ分からないよぉ〜、ともうお手上げ。
全部を彼に託すような気分で、側へ来る相手を見遣った。
「ちょっと話があるんだ。だから、お風呂の前にラウンジへ行かないか?」
ここだと気分が落ち着かない、と彼もやっぱり緊張してる様な言葉を発する。
「行くっ!行きます!」
此処にいたら私も話をするどころじゃない。
彼が動く度にきっとビクついて、構えて話にもならない。
「そういうのもなぁ…」
ハァーと息を吐き出す彼。顳顬をポリポリと掻き、それでもまた、仕様がないか…と呟いて部屋を出た。