涙のち、銃声


―――――― 


「大石の家には警備会社のセキュリティがついてる。

あいにく俺らみたいなバカの集まりは、

それを遠隔操作で停止させるなんて芸当は出来ないから、

奴らが駆けつける前にカタを付ける。


また、タク坊に張り込ませて分かった事だが、

ボディガードが何人も常駐して、
市長やアホ息子についてる。

邪魔する奴らは一人残らずぶっ殺すぞ。」



ゴローが俺の代わりに、
襲撃の手筈を説明してくれた。


時間を掛け、目立たないよう、
あの刑事さんに悟られないよう、


女遊びを続けて周りを騙しながら、
凶器になり得そうなものをかき集めた。


大石市長の家を、
ヒロコの命を奪ったあの息子の事を、

バカなりに調べた。


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