涙のち、銃声
「・・・・班割りは以上だ。
突入後はそれぞれ決めた組長を頭にして動け。
・・・おやっさん。
最後にお言葉を・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
既に涙を流している奴らも大勢いた。
俺は本当に・・・・・幸せ者だ。
「皆、長い期間よく耐えてくれた。
よく準備してくれた。
そして今まで・・よく働いてくれた。
よくぞ俺とヒロコに付いてきてくれた。
決行は明日。
ヒロコの命を奪った大石シンヤ。
その罪を隠蔽した大石市長。
差し違えても、仲間が倒れようとも、
この2人は必ず殺す。
・・・・・お前ら・・・
・・覚悟はいいな・・・・?」
集会所が再び揺れた。
決行を明日に控えた夜。
最後の酒をみんなで酌み交わす中、
ゴローに後を任せて俺は先に家へ戻った。
・・・・・タク坊を伴って・・・。