全てを愛して
次の日
連泊なんてする予定じゃなかったのだが、なんとなく帰る気になれず、そのまま泊まることにした。
スタジオ入りが午後2時。
それがマネージャーの連絡で誰かさんが遅れてるとかで4時入りとなった。
掃除を2時に頼んでいたのをすっかり忘れたまま、部屋で寛いでいると、ピンポンが鳴った。
猛「あぁ??誰だよこんな時間に・・・」
「客室係でこざいます。客室清掃に参りました。」
ドクンッ
綺麗な声・・・
「・・・はい・・・」
部屋を開けると
「お休みのところ大変申し訳ございません。お掃除に参りましたが、いかがなさいましょうか??」
声を聞いて胸が高鳴るなんてことは初めてだった。
姿を見たらもっと高鳴った。
透き通るような綺麗な声、身長は低いけど、目が真ん丸で、プックリとしたピンクの唇。
これまた透き通る白い肌・・・・
おれが180だから150くらいだろうか・・・
普段わざとけしかけてこられる上目遣いとは違う自然な上目遣い・・・
「??・・・あの・・・」
猛「あっ・・あぁ・・・ごめん、入って、掃除頼める?」
「はい。失礼いたします。」
なんて可愛いんだろう・・・
これが一目惚れというやつか・・・
でも俺にはきっと叶わないんだろうな・・・
皆そうなんだ。
俺が芸能人だとわかると、媚びを売り、俺を見てくれない。
「では始めさせていただきますね。」
彼女はてきぱきと動き始めた。
猛「・・・ねぇ・・・」
「はい??」
猛「・・えっと・・・」
普段は何でも言葉が浮かぶのに、思うように喋れない。
「・・・」
彼女は喋るのを待ってくれているようだ。
猛「名前・・・・なんて言うの??」
「・・結城・・心愛です。」
ここあ・・・ちゃん・・・
名前まで可愛いなんて反則だ。
猛「ここあちゃん??・・・どんな字を書くの??」
「心に愛するの愛で、心愛です。」
猛「へぇー・・・素敵な名前だね。」
そういうと彼女は微笑み
「ありがとうございます。」
そう言った。
連泊なんてする予定じゃなかったのだが、なんとなく帰る気になれず、そのまま泊まることにした。
スタジオ入りが午後2時。
それがマネージャーの連絡で誰かさんが遅れてるとかで4時入りとなった。
掃除を2時に頼んでいたのをすっかり忘れたまま、部屋で寛いでいると、ピンポンが鳴った。
猛「あぁ??誰だよこんな時間に・・・」
「客室係でこざいます。客室清掃に参りました。」
ドクンッ
綺麗な声・・・
「・・・はい・・・」
部屋を開けると
「お休みのところ大変申し訳ございません。お掃除に参りましたが、いかがなさいましょうか??」
声を聞いて胸が高鳴るなんてことは初めてだった。
姿を見たらもっと高鳴った。
透き通るような綺麗な声、身長は低いけど、目が真ん丸で、プックリとしたピンクの唇。
これまた透き通る白い肌・・・・
おれが180だから150くらいだろうか・・・
普段わざとけしかけてこられる上目遣いとは違う自然な上目遣い・・・
「??・・・あの・・・」
猛「あっ・・あぁ・・・ごめん、入って、掃除頼める?」
「はい。失礼いたします。」
なんて可愛いんだろう・・・
これが一目惚れというやつか・・・
でも俺にはきっと叶わないんだろうな・・・
皆そうなんだ。
俺が芸能人だとわかると、媚びを売り、俺を見てくれない。
「では始めさせていただきますね。」
彼女はてきぱきと動き始めた。
猛「・・・ねぇ・・・」
「はい??」
猛「・・えっと・・・」
普段は何でも言葉が浮かぶのに、思うように喋れない。
「・・・」
彼女は喋るのを待ってくれているようだ。
猛「名前・・・・なんて言うの??」
「・・結城・・心愛です。」
ここあ・・・ちゃん・・・
名前まで可愛いなんて反則だ。
猛「ここあちゃん??・・・どんな字を書くの??」
「心に愛するの愛で、心愛です。」
猛「へぇー・・・素敵な名前だね。」
そういうと彼女は微笑み
「ありがとうございます。」
そう言った。