やっぱり君でした。

「お前この子俺のやからあんま
触らんといてくれん?」
なんてカッコつけたセリフ言って
美亜ちゃんの事になると余裕ねえ...
かっこわる俺。


俺がでかかったからかその男は
そそくさと逃げていった。


「あ、ありがとう」
涙目で見上げてくる美亜ちゃん。

「もーほんま心配させんなや
ちょっと遅いなあ思て探しに来たらこれや
ほんまほっとかれへん」

「へへへ...」

「余裕ぶってるけど怖かってんやろ
震えてるやん、
もうちょいこのままでおったるし
もう大丈夫やで」
美亜ちゃんの震えが止まるまでだけ
ってまたこれも口実なんやけど、、、

好きって言ってしまいそうな気持ちを
押し殺して、優しく抱きしめた。
< 75 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop