ガラスの靴は、返品不可!? 【後編】
カチっ
「――……は?」
カチカチっ!!
最上が引きつった顔で、何度もトリガーを引く。
けれどそれは、小さな音をむなしく鳴らすだけだった。
「ど、どうなってるんだ!?」
「ちょっと! 何やってるのよ!!」
なんで……?
唖然とする私の視界に、何かが映り込んだ。
次の瞬間。
私の上半身はぐらりと傾いて、温かな体温に包まれていた。
「飛鳥……もう大丈夫だよ」
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