ガラスの靴は、返品不可!? 【後編】

カチっ




「――……は?」




カチカチっ!!



最上が引きつった顔で、何度もトリガーを引く。
けれどそれは、小さな音をむなしく鳴らすだけだった。

「ど、どうなってるんだ!?」
「ちょっと! 何やってるのよ!!」


なんで……?



唖然とする私の視界に、何かが映り込んだ。



次の瞬間。
私の上半身はぐらりと傾いて、温かな体温に包まれていた。


「飛鳥……もう大丈夫だよ」


< 284 / 394 >

この作品をシェア

pagetop