愛を知らない私を愛して






「あ、依茉ちゃん何先並んでるの、まさか自分で買うつもり?」



すると渚くんが後ろからやってくる。



「え……そりゃ自分のなので……」



「何言ってるの、俺が買うから。ちゃんとお金大切にして」



渚くんはそう言って私の手からサラダを取りレジに出した。



……コンビニご飯まで奢ってくれるの……



年上すごい……



私は切実にそう思ってしまう。








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