幼馴染は恋をする
「もう、いいです。そんなこと知らない。知らなかったから。
好きになって、嘘みたいにこうなって、それでいいんです。私はただ好きだったから、柳内さんの奥に何があったかなんか知らない。それに、今言ったことは、そう思って言ってるとは思わない。私のことを思って、ならなくても、もし将来そんな気持ちになったら、言い出し易いようにってことでしょ?そうですよね?」
「朝…」
「そうじゃないと、寂しいです。今そんなこと言われたら、寂しいです」
「…朝。そうだよ。誰にも渡すはずがない。朝が嫌って言ったって、誰にもやらない。俺が死ぬまで一緒だ。一緒にいて欲しい。ずっと一緒だ。……朝…」
どう考えたって俺が先に死ぬ。それはどんなに願っても変えられない。
「あ、あの………あの、私、言ってないことが…あの、…初めてじゃなかったんです、ごめんなさい」
え?
「……キス。誤解でキスしたことあるんです」
ぁ…キス、ね。……俺は、はぁ、どこまで想像したのやら。……そうだ、そうだよな、朝にしてみたら重要なことなんだよな。俺に悪いと思って打ち明けてくれたんだ。キスぐらいって言っては駄目だ。それに、もし、初めてじゃないということがあっちのことだったとしても、それはそれだ。初めてであって欲しいとか、経験はないはずだと思うのは若い朝に対して俺が勝手に思ってる幻想だからな。
「そういうのは気にしないよ?誤解だったんだろ?大丈夫だよ…」
「はい。……ごめんなさい」
「謝らなくていいんだ…」
…はぁ、なんと……純粋なことを。こんなに思ってくれてるってことだ。大事にしなきゃな。…だけど…。
「朝…」
顔がよく見えるように手で包んだ。恥ずかしそうに見つめてくる。ほんのりと染まった肌に…綺麗な赤い唇…。
引き寄せられるように唇を重ねた。
好きになって、嘘みたいにこうなって、それでいいんです。私はただ好きだったから、柳内さんの奥に何があったかなんか知らない。それに、今言ったことは、そう思って言ってるとは思わない。私のことを思って、ならなくても、もし将来そんな気持ちになったら、言い出し易いようにってことでしょ?そうですよね?」
「朝…」
「そうじゃないと、寂しいです。今そんなこと言われたら、寂しいです」
「…朝。そうだよ。誰にも渡すはずがない。朝が嫌って言ったって、誰にもやらない。俺が死ぬまで一緒だ。一緒にいて欲しい。ずっと一緒だ。……朝…」
どう考えたって俺が先に死ぬ。それはどんなに願っても変えられない。
「あ、あの………あの、私、言ってないことが…あの、…初めてじゃなかったんです、ごめんなさい」
え?
「……キス。誤解でキスしたことあるんです」
ぁ…キス、ね。……俺は、はぁ、どこまで想像したのやら。……そうだ、そうだよな、朝にしてみたら重要なことなんだよな。俺に悪いと思って打ち明けてくれたんだ。キスぐらいって言っては駄目だ。それに、もし、初めてじゃないということがあっちのことだったとしても、それはそれだ。初めてであって欲しいとか、経験はないはずだと思うのは若い朝に対して俺が勝手に思ってる幻想だからな。
「そういうのは気にしないよ?誤解だったんだろ?大丈夫だよ…」
「はい。……ごめんなさい」
「謝らなくていいんだ…」
…はぁ、なんと……純粋なことを。こんなに思ってくれてるってことだ。大事にしなきゃな。…だけど…。
「朝…」
顔がよく見えるように手で包んだ。恥ずかしそうに見つめてくる。ほんのりと染まった肌に…綺麗な赤い唇…。
引き寄せられるように唇を重ねた。