幼馴染は恋をする
大人ならその理由、理解するはずなんだ。…でも、理屈じゃないって…。
「聞き分けが良かったり、そうじゃなかったりなるのは、…子供だからです。解ることも解らないと言うのは解りたくないからです。大人でもない中途半端な子供だからです。心で思っていること……反発してるのは頭です。頭では考えてない、心が思っていることなんです、好きって。…好きなんです、私、柳内さんが好きなんです」
「朝ちゃん」
首を振った。
「朝ちゃんなんて呼ばれたくない。貴浩君だって朝って言うのに。朝ちゃんなんて、子供みたい。恵和君と同じ。柳内さんは子供だと思ってる」
それは嫌っていうほど解ってる。
「朝ちゃん、子供子供って気にするのは子供の証拠だ」
「だって、じゃあ、どうしたら…どう言ったらいいの?子供が子供扱いされたくないって、どう言ったらいいんですか?……どう言っても、全然相手にされない…」
「大人じゃないんだから、仕方ないだろ?」
……それを言われたら…。
「大人として扱って欲しい、そういうこと?」
「それは…」
「怖いだろ?そう言われたら、今、一瞬でそう思っただろ?」
…大人って。どんなことも知らない。知らなすぎる。そうは思った。
「大人は大人の恋をする、子供は子供なりに恋をする。背伸びもする。まさに朝ちゃんはしたい年頃だ。だけど、大人の恋を求めて、歳相応の相手と背伸びをするんだ。大人相手に背伸びをするのは無理がある。…さっき、思ったみたいにね。解っただろ?」
…怖いって思うんだろうか。柳内さんと大人の恋…。
「俺も朝ちゃんのことは好きだよ?でもそれは朝ちゃんらしくしてる、年齢相応に対する可愛さを好きだと思ってる。朝ちゃんが貴浩君のことを好きだと言った。それは好きだけどちょっと違う好きだって。そんな感じと似てると思う。朝ちゃんが貴浩君を好きな気持ちは、これから発展していく気持ちだよ?きっとこの先、自然と気がつく日が来るはずだ。そんな発展途上の凄くいい好きなんだよ。今は気づいてないだけなんだ。…本当はこんな風に言って意識させてはいけないんだけどね。
今、朝ちゃんが思ってること、言ってあげようか?…そんな話をして、本筋から逸らそうとしてるって思ってるだろ」
…私に何も話させないようにしてるんだろうか。
どんなに話しても解らない大人の話だから。どんなに話しても諦めようとしないから。いい加減にして欲しいって。
「聞き分けが良かったり、そうじゃなかったりなるのは、…子供だからです。解ることも解らないと言うのは解りたくないからです。大人でもない中途半端な子供だからです。心で思っていること……反発してるのは頭です。頭では考えてない、心が思っていることなんです、好きって。…好きなんです、私、柳内さんが好きなんです」
「朝ちゃん」
首を振った。
「朝ちゃんなんて呼ばれたくない。貴浩君だって朝って言うのに。朝ちゃんなんて、子供みたい。恵和君と同じ。柳内さんは子供だと思ってる」
それは嫌っていうほど解ってる。
「朝ちゃん、子供子供って気にするのは子供の証拠だ」
「だって、じゃあ、どうしたら…どう言ったらいいの?子供が子供扱いされたくないって、どう言ったらいいんですか?……どう言っても、全然相手にされない…」
「大人じゃないんだから、仕方ないだろ?」
……それを言われたら…。
「大人として扱って欲しい、そういうこと?」
「それは…」
「怖いだろ?そう言われたら、今、一瞬でそう思っただろ?」
…大人って。どんなことも知らない。知らなすぎる。そうは思った。
「大人は大人の恋をする、子供は子供なりに恋をする。背伸びもする。まさに朝ちゃんはしたい年頃だ。だけど、大人の恋を求めて、歳相応の相手と背伸びをするんだ。大人相手に背伸びをするのは無理がある。…さっき、思ったみたいにね。解っただろ?」
…怖いって思うんだろうか。柳内さんと大人の恋…。
「俺も朝ちゃんのことは好きだよ?でもそれは朝ちゃんらしくしてる、年齢相応に対する可愛さを好きだと思ってる。朝ちゃんが貴浩君のことを好きだと言った。それは好きだけどちょっと違う好きだって。そんな感じと似てると思う。朝ちゃんが貴浩君を好きな気持ちは、これから発展していく気持ちだよ?きっとこの先、自然と気がつく日が来るはずだ。そんな発展途上の凄くいい好きなんだよ。今は気づいてないだけなんだ。…本当はこんな風に言って意識させてはいけないんだけどね。
今、朝ちゃんが思ってること、言ってあげようか?…そんな話をして、本筋から逸らそうとしてるって思ってるだろ」
…私に何も話させないようにしてるんだろうか。
どんなに話しても解らない大人の話だから。どんなに話しても諦めようとしないから。いい加減にして欲しいって。