洗脳学級
「あ、そうだ……」


あたしはふと閃いた。


沙月もアプリをダウンロードすればいいんじゃないかな?


そうすれば助かる方法を教えてもらえるはずだよね?


あたしは席を立ち、床に押さえつけられている沙月の横に立った。


沙月は制服の前がはだけていて、白い下着が露わになってる。


「助けて麗衣!!」


ボロボロと涙をこぼして叫ぶ沙月に、あたしはスマホを突きつけた。


「あのさ、お役立ちアプリをダウンロードすればいいんじゃない?」


「なに言ってんの!? この状況を理解してんの!?」


沙月がいくら暴れても、複数の男子生徒相手では叶わない。


「だから、アプリを使えばいいじゃん」


「そんなこと言ってる暇があるなら助けてよ!!」


沙月にそう言われてあたしは首を傾げた。


あたしが沙月を助けてもいいのかどうか、わからない。


「ちょっと待ってね」


あたしは一度沙月から離れてスマホを取り出した。
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