“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
ルメートル公爵は今、読書をしているようなので、すぐに足湯を用意することにした。

「足湯には、生のローズマリーに、スコッチパインとビターオレンジの精油、塩、重曹、だったかしら?」

「はい、その通りです」

台所でヤカンに入っている湯をもらい、桶に注ぐ。このままでは熱いので、水で薄めた。ここに、ローズマリーと精油、塩、重曹を加えて混ぜる。

ローズマリーは網に入れず、そのまま入れた。足の裏でローズマリーを感じるのも、いい刺激になるだろう。

「とてもいい匂いだわ」

「アリアンヌお嬢様も、夜に試してみますか?」

「いいわね! ホットミルクを飲みながら足湯に浸かっていたら、体がポカポカになりそう」

そんな話をしている間に、ローズマリーの足湯は完成した。すぐさま、ルメートル公爵のもとへ持って行く。

ルメートル公爵は窓際で本を読んでいた。もう、ずっと起きていられるほど元気になっているようだ。
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