“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
さっそく、石鹸に鼻先を近づける。くんくんと香りをかいだが──無臭だった。
「え!?」
期待外れの結果に、愕然としてしまう。これは、どういうことなのか。これほどまでにきれいな色が出ているのならば、豊かな香りがするはずだ。
「もしかして、ただの石鹸に、色を付けているだけなの?」
「なんですって?」
返事があったので、驚いて振り返る。メアリーさんが、脱衣室からひょっこりと覗いていた。
「お湯はいかがですか? 温くないですか?」
「あ──はい」
「服のままで、どうしたんで?」
「あの、この石鹸、アリアンヌお嬢様の物ですよね?」
「そうですよ。薄紅色の石鹸なんて、珍しいでしょう? アリアンヌお嬢様のお気に入りなんです」
わざわざ隣国から取り寄せて使っているらしい。この国にはないものだと知り、さらに興味が惹きつけられる。
「え!?」
期待外れの結果に、愕然としてしまう。これは、どういうことなのか。これほどまでにきれいな色が出ているのならば、豊かな香りがするはずだ。
「もしかして、ただの石鹸に、色を付けているだけなの?」
「なんですって?」
返事があったので、驚いて振り返る。メアリーさんが、脱衣室からひょっこりと覗いていた。
「お湯はいかがですか? 温くないですか?」
「あ──はい」
「服のままで、どうしたんで?」
「あの、この石鹸、アリアンヌお嬢様の物ですよね?」
「そうですよ。薄紅色の石鹸なんて、珍しいでしょう? アリアンヌお嬢様のお気に入りなんです」
わざわざ隣国から取り寄せて使っているらしい。この国にはないものだと知り、さらに興味が惹きつけられる。