“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
「よし! 気分を入れ替えて、買い物をしましょう!」

「はーい」

「了解です」

まずは、パティスリーローズに木苺のタルトを買いに行かなければならない。

「えっと、どっちだったか」

「こっちですー」

「もう、すごい行列ですよー」

イリスとドリスに導かれ、パティスリーローズに向かった。すでに、店頭には三十名以上の行列ができていた。辛抱強く待つ。

パティスリーローズのお菓子は、王都に住む女の子全員の憧れのお店だ。イリスとドリスも、店の中を窓から覗き込み、嬉しそうにしていた。クッキーや飴ならば、買ってあげてもいいだろう。
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