“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
ミルクティーに似た柔らかな髪色に、ふわふわと毛先に癖のある髪、目は猫のようにパッチリとしていて、スッと通った鼻筋に愛らしい口元と、美しいながらも愛嬌がある。年頃は、十六、十七くらいか。
「はじめまして、かな? 私は、リシャール・オルヴィエ・ブリス・ローエングリム」
「はじめまして、お会いできて光栄です。わ、わたくしは、エリー・グラスランドと申します」
なんと、声をかけてくれた上に、名乗ってくれたのは王太子殿下だった。
「君が、ミシェルの可愛い人なんだね」
「殿下!」
「いいじゃないか」
そういえば、ミシェル様がアリアンヌお嬢様の専属騎士になる前は、王太子殿下の近衛部隊所属だった。しかし、ここまで親しい関係だったとは。
それにしてもなんなのだ、『ミシェルの可愛い人』とは。頭の上に、疑問符(はてな)ばかり浮かんでしまう。
「はじめまして、かな? 私は、リシャール・オルヴィエ・ブリス・ローエングリム」
「はじめまして、お会いできて光栄です。わ、わたくしは、エリー・グラスランドと申します」
なんと、声をかけてくれた上に、名乗ってくれたのは王太子殿下だった。
「君が、ミシェルの可愛い人なんだね」
「殿下!」
「いいじゃないか」
そういえば、ミシェル様がアリアンヌお嬢様の専属騎士になる前は、王太子殿下の近衛部隊所属だった。しかし、ここまで親しい関係だったとは。
それにしてもなんなのだ、『ミシェルの可愛い人』とは。頭の上に、疑問符(はてな)ばかり浮かんでしまう。