“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
それにしても、錬金術師の部屋なんて初めて見た。意外と本は少なく、広いテーブルにビーカーやフラスコなどが隙間なく並べられている。地下なので、換気はできないのだろう。不思議な薬品の匂いも漂っていた。丸められた書類や割れた瓶などが床に散らばっていて、正直に言ったら汚れた部屋だ。
「ミシェル、扉を壊してまで、何をしにきたの?」
「少々調べてほしいことがあって、今、構わないか?」
「突然来ても困るんだけれど、まあ、いいよ」
長椅子はひとしかなく、他に座る場所もない。仕方がないので、立ったまま説明するようだ。
「彼女はエリー・グラスランド。アリアンヌお嬢様の新しい侍女だ」
「ふーん」
「それで本題に入るが、この美容クリームの成分を調べてほしい。アリアンヌお嬢様が使い始めたところ、肌質が悪化したようで」
「それは?」
「下町の錬金術師が販売しているものらしい。おそらく、無印の錬金術師だろう」
「下町の錬金術師だって!?」
眼鏡美少年こと、ソールさんは立ち上がり、ミシェル様の手の中にあった美容クリームを奪い取る。
「これは、シュカシューカのジジイ印の美容クリームじゃないか! なんでそれが、下町なんかで買えるんだ!」
「どういうことなんだ?」
「ミシェル、扉を壊してまで、何をしにきたの?」
「少々調べてほしいことがあって、今、構わないか?」
「突然来ても困るんだけれど、まあ、いいよ」
長椅子はひとしかなく、他に座る場所もない。仕方がないので、立ったまま説明するようだ。
「彼女はエリー・グラスランド。アリアンヌお嬢様の新しい侍女だ」
「ふーん」
「それで本題に入るが、この美容クリームの成分を調べてほしい。アリアンヌお嬢様が使い始めたところ、肌質が悪化したようで」
「それは?」
「下町の錬金術師が販売しているものらしい。おそらく、無印の錬金術師だろう」
「下町の錬金術師だって!?」
眼鏡美少年こと、ソールさんは立ち上がり、ミシェル様の手の中にあった美容クリームを奪い取る。
「これは、シュカシューカのジジイ印の美容クリームじゃないか! なんでそれが、下町なんかで買えるんだ!」
「どういうことなんだ?」