愛のかたち
『エッチな子ね。しょうがないなっ!!!』


そう言ってわたしは入浴剤と花びらを入れてかきませた後、大胆に服を脱ぎお風呂場に入ってちょっと体を洗い、バスタブにつかった。


暖かいお湯が芯まで暖めてくれる。


それを覗き魔のように見てた俊は体を洗いもせず、いきなりバスタブに入ってきた。

『ちょっとー汚いなぁ。』


『お湯が白くて中が見えないんですけど!!』


わたしの言葉を全く無視してわたしの後ろにまわりこみ、すぐに胸を触った。


『いやらしい子ね。』


そう言ってわたしはパシャッと俊にお湯を軽くひっかけてみた。


笑いながら俊は次々に浮いている花びらをわたしの肩に乗っけたりしてわたしたちは子どものようにはしゃいでいた。


そして・・・恥ずかしながら・・・

お風呂場でもやってしまいました。


俊が朝から元気なんだもん!!!

ゴムがなかったからしょうがなく生で、バックでイッたから俊はわたしの背中に出してお湯で流してくれた。



終わって湯船につかっているとき、わたしは鼻唄まじりで歌った。


『♪~♯~~♪~♭~』


『あ、それ聞いたことある!!何て曲だったっけ??』


無意識に歌ったこの曲はドリカムの未来予想図Ⅱ。


わたしの大好きな曲。

『未来予想図Ⅱだよ。』


『あぁ、前咲貴カラオケで歌ったよね。』

『よく覚えてたね。』


『咲貴のことは覚えてるんです。』

そう言ってわたしのほっぺたを軽くつねった。


『痛いよ。』


『熱いから俺、もう上がります。』


そう言って俊は湯船から出て行った。

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