わたしの願い


「ちょっとここでまってて」


「うん」


一度下に降りて行ったあと、「ごめん愛、ここあけて」と声がしてあけるとコップを両手にもって立っていた。


「わるい、手ふさがってあけられなくて、ありがと」


「いいのに、そんな気遣わなくて」


「いいから、のんで」


「うん、ありがとう」


その日はすごく暑かったので冷たい麦茶がおいしくてごくごく飲んだ。



「それよりみせたいものってなに?」


「みせたいっていうより渡したかったんだけど・・・」


そういってクローゼットの中から取り出したのは花だった。


「え?なんで花?」


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