新妻ですが、離婚を所望いたします~御曹司との甘くて淫らな新婚生活~
それからしばらくして、夕飯の支度が整う。
向かい合う形でダイニングテーブルにつくと、私たちは「いただきます」とそれぞれ手を合わせた。
「うん、美味い」
「よかった。ありがとー」
たっぷりお皿に盛ったミートボールパスタをもりもり消費していく彼を眺めつつ、昼間古都音さんと話していた件をどう切り出そうかと考える。
改まってお出かけのお誘いをするのってなんだか少し……いやかなり、照れちゃうな。
皐月くんと他愛ない会話をしながらの夕飯と同時進行で、しばらく私は悩んでいた。
けれどこれでは埒が明かないと、結局ストレートに切り出すことを決意する。
「あの、皐月くん……もし都合がよければ、来週の土曜日にある花火大会、一緒に行けないかな……?」
くるくるとフォークにパスタを巻き付けながら、思いきって口を開いた。
意を決してこの話を切り出した今の私は、自分でも思っている以上に気合のこもった険しい表情をしていたのかもしれない。
皐月くんは一瞬きょとんと目をまたたかせたのち、ふっと優しく破顔した。
「いいよ。行こうか」
「ほんと?! よかったあ~」
「でもその日、礼は仕事だよな? 通り道だし、俺が店に迎えに行ってそのまま会場に行くか?」
「あ、実はその日、仕事は休みになったんだ。だから、家から一緒に行けるよ」
「そうか」
向かい合う形でダイニングテーブルにつくと、私たちは「いただきます」とそれぞれ手を合わせた。
「うん、美味い」
「よかった。ありがとー」
たっぷりお皿に盛ったミートボールパスタをもりもり消費していく彼を眺めつつ、昼間古都音さんと話していた件をどう切り出そうかと考える。
改まってお出かけのお誘いをするのってなんだか少し……いやかなり、照れちゃうな。
皐月くんと他愛ない会話をしながらの夕飯と同時進行で、しばらく私は悩んでいた。
けれどこれでは埒が明かないと、結局ストレートに切り出すことを決意する。
「あの、皐月くん……もし都合がよければ、来週の土曜日にある花火大会、一緒に行けないかな……?」
くるくるとフォークにパスタを巻き付けながら、思いきって口を開いた。
意を決してこの話を切り出した今の私は、自分でも思っている以上に気合のこもった険しい表情をしていたのかもしれない。
皐月くんは一瞬きょとんと目をまたたかせたのち、ふっと優しく破顔した。
「いいよ。行こうか」
「ほんと?! よかったあ~」
「でもその日、礼は仕事だよな? 通り道だし、俺が店に迎えに行ってそのまま会場に行くか?」
「あ、実はその日、仕事は休みになったんだ。だから、家から一緒に行けるよ」
「そうか」