好きになるには理由があります
「どうせ、簡易の神楽殿だから、ちょっと屋根を……」
と大工の美南(みなみ)さんが言いかけたが、陽太が、

「あの、すみません」
とその話を止めた。

「俺、此処の昔の文献読んだんです。

 ……ちょっと考えがあるんですけど。

 いいですか?」

 そうみんなに言う。




< 449 / 511 >

この作品をシェア

pagetop