転生令嬢は小食王子のお食事係
「アイリーン様!」
王妃がいなくなると、エマが駆け寄ってくる。
「こ、ここここれはどういうことなんですかね!?」
私以上にエマはパニックになっているらしい。そのおかげか私は少し冷静になってくる。
「……王妃様にお菓子を作ってもっていかなきゃってことのようです……」
「それは今日ですか!?」
「おそらくは」
「そ、それは時間がないですね……!」
「ハッ! そうですよね! お茶の時間にって言ってたので本当に時間がないです!」
エマの言葉に私はハッとする。お茶の時間まではおよそ二時間。それまでにお菓子を作りあげなければならない。
「え、何を作ろう……」
何のお菓子を作るかはエマを相談して決めようと思っていたから、具体的に何を作るかは決まっていなかった。
二時間でできるお菓子。
生地を寝かせる必要があるものは間に合わないし、冷やして固める時間が必要なものもダメだ。
王妃がいなくなると、エマが駆け寄ってくる。
「こ、ここここれはどういうことなんですかね!?」
私以上にエマはパニックになっているらしい。そのおかげか私は少し冷静になってくる。
「……王妃様にお菓子を作ってもっていかなきゃってことのようです……」
「それは今日ですか!?」
「おそらくは」
「そ、それは時間がないですね……!」
「ハッ! そうですよね! お茶の時間にって言ってたので本当に時間がないです!」
エマの言葉に私はハッとする。お茶の時間まではおよそ二時間。それまでにお菓子を作りあげなければならない。
「え、何を作ろう……」
何のお菓子を作るかはエマを相談して決めようと思っていたから、具体的に何を作るかは決まっていなかった。
二時間でできるお菓子。
生地を寝かせる必要があるものは間に合わないし、冷やして固める時間が必要なものもダメだ。