寂しがり屋の月兎
そろそろ我慢の限界だ。言いそうだ。口が勝手に動きそう。
元々有明は、言いたいことは言う方だ。
はー、と苛立ちを混ぜたため息をつくと、女子生徒はますます目を怒らせた。
「なんなのその態度。反省してないの? 何様なわけ? なにしてもいいとでも思ってんの?」
あーもーだめだ。
有明は思いきり舌打ちした。
「あのさ。さっきから黙って聞いてれば、こっちがなんなのって言いたいわよ。告白なんて最近されてないわよ、だから思い出すも覚えてるもないの。ないんだからそもそも」
「そ──そんなわけないじゃん。だってあいつ、もう告白したけど振られたって言ってたもん」
「は? なにそれ。人違いじゃないの。さもなきゃその男が嘘ついたんでしょ」
元々有明は、言いたいことは言う方だ。
はー、と苛立ちを混ぜたため息をつくと、女子生徒はますます目を怒らせた。
「なんなのその態度。反省してないの? 何様なわけ? なにしてもいいとでも思ってんの?」
あーもーだめだ。
有明は思いきり舌打ちした。
「あのさ。さっきから黙って聞いてれば、こっちがなんなのって言いたいわよ。告白なんて最近されてないわよ、だから思い出すも覚えてるもないの。ないんだからそもそも」
「そ──そんなわけないじゃん。だってあいつ、もう告白したけど振られたって言ってたもん」
「は? なにそれ。人違いじゃないの。さもなきゃその男が嘘ついたんでしょ」