拝啓 元カレ上司サマ

そして、会社の医務室に連れて行かれ、産業医から捻挫の診断を受けた優希。

それからまたその男性に肩を借りて、ロビーにやって来た。

ハーっとため息を吐いてありがとうございましたと、深々と頭を下げる。

いいんですよと言う男性に、優希が何かお礼をと申し出たけれど、どうやら昼休み終了の時間のようで、連絡先の交換をしただけでこの日は別れたのだった。




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